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(その4) 同じ川に名前が2つ

【同じ川に名前が2つ】
日本一長い川で有名な信濃川は、
上流の長野県内では千曲川、
新潟県内に入ると信濃川
というふうに名前が変わることは有名ですが、
それと同じような例が関東近郊でもたくさんあります。

その中からいくつか見ていきましょう。

【古利根川と葛西用水】
古利根川を遡っていく時に気がついたのは、
途中から川の名前が古利根川でなく葛西用水になっていました。

調べてみると、羽生市本川俣の利根川のすぐ南側から始まる葛西用水は、
幸手市と久喜市と宮代町の境界付近で青毛堀川と合流する地点までで、
それより下流が大落古利根川と呼ばれるそうです。
その大落古利根川は吉川駅の少し北で中川と合流するまでです。

kasaikarafurutone.png

【星川と見沼代用水】
同様に、少し西にある星川と見沼代用水があります。
星川は熊谷から始まり、行田市で見沼代用水と合流し、
その下流の菖蒲町で星川は見沼代用水と分かれています。
minumahoshikawa1a.png

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この合流区間に行くと、このように両方の名前が表示されています。

上の地図の★の地点ではこのように2つの名前の表記がありますが、川自体は1つです。

shoubunakahashi1a.png

shoubunakahashi2a.png

その星川も不思議な川で、
熊谷の中心部にある別の星川が途中で忍川と名前を変え、
その北にある新星川が星川になったりと、
よく分からない状況になっています。

そのあたりの状況は、川の氾濫などが頻繁に起こり、
時代によって川の流れが常に変わっていたことが原因かと思われます。


【中川と庄内古川】
中川も古利根川との合流地点より上流は庄内古川とも呼ばれ
更に上流に行くと再び中川と呼ばれています。

その中川上流は元々、加須市付近の天神堀、
鷲宮町付近の島川、幸手市付近の権現堂川、
杉戸町付近より下流では庄内古川という河川を
改修して造られた川だそうです。

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